電脳通信網蝗を怖れる電脳通信網農民
最近ネットイナゴという言葉でブログ界隈が賑わっているようだ。
よくあるブログ炎上にみられる、当事者以外の第三者のコメントスクラムによって
ブログのコメントが埋め尽くされ所謂炎上状態になるというものだ。
ネットイナゴ
**特定サイト(2ch等)からのリンクによって流れ込む様を
「畑の農作物を食い散らかす"イナゴ(稲子)の大群"」の自然災害に準えた言葉
よくできた造語ではあるが、極めて比喩の滑稽であるのでここに軽く記しておきたい
そもそもイナゴという表現自体が巨大掲示板等の扇動者から煽られた
虫けらのように荒らし行為をする哀れな虫達という表現である。
まず定義がよろしくない、ブログ炎上というのは必ず原因があってからこそ引き起こされるのに
当該原因をさしおいて思考停止した虫の集団と定義してしまう、
偏見や扇動は良くないといいながらこの選定眼はなんだろうか。
ネットイナゴと糾弾しておきながらこれではネット村社会である。
ネット内の風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
不特定多数を対象とした文章はもう少し慎重であってほしかった
十分な謝罪もなされず、自己否定を回避しているのでは前時代的な
天狗=天災説となんらかわりない。
すべてはネットイナゴの仕業というのはずいぶんしゃくし定規な話ではないか。